スタミナゲージをなくしてほしいッス…

ここ最近の糞寒さっぷりに、鳩が群れているところに突っ込んでブーン!してバッサバッサ蹴散らしたいと思ってるvesです。
このところ行ける時にまたボクシングジムに通うことにした。運動してなかったしね。以前4年くらいやっていたのでジムに何回か行ってたら大分カンを取り戻した(ただの練習生だったんで別にうまくないんすけどーw)
そこのジムの基本的な練習構成は最初に準備体操を各自で(ストレッチとかロープとびとか)>シャドー>ミット>マスボクシング(寸止め形式のスパー)>サンドバック>自己練習(筋トレとかいろいろ)て感じ。ボクジムに行っていない間に普通のフィットネスジムに通っていた時期もあったんだけど、あんま楽しくなくてすぐにやめてしまった。そこいくとボクジムの練習は楽しいですよ。サンドバックはストレス解消にもってこいだし、ミット打ち(トレーナーがミット持って打たせてくれる)はうまく打てていい音出ると嬉しいし、マスは相手にどうしたらパンチが当てられるかって考えながら色々試せるのが楽しい。
俺はこのマスが一番好きで。一緒にやる相手にもよるんだけど、練習に来て一通りの動きができてる人とやると、「あ、今のタイミングはいいのを入れられたな」とか、「やべ今のはダウンもののもらったー!」という熱い駆け引きが味わえる。練習で培った当てる為のテクニックを活かすことももちろん大事なんだけど、俺はもうひとつの『相手のしたい動きを予測して、それを阻止しつつパンチを当てられる状況を意図的に作る』というのをよく考える。
これ、実は格ゲーの『読み』に通じると思うんだよね。格ゲーも相手の意図を予想するという行為が勝敗に繋がる。相手の癖・苦手な攻撃・フェイントでどう反応するか、とか。これらを踏まえてマスに応用すると、結構相手の隙を作れたりすることがある。例えば、左アッパー>右ストレートという連携を2回相手に見せておいて、次は左手を下げるフェイントを入れて、相手が右ガードを固めたら即右ストレートを出す。とか。格ゲーでも常套手段だよね。キャリバーでしか役に立たないと思ってた感覚が違う所で多少なりとも活きるってのは嬉しいよw
しかーし、キャリバーみたいにいかない決定的な点がひとつある。それはスタミナである!元からスタミナがない俺は、ミット>マスの流れでかなりスタミナがなくなってくるwさすがにマスでスタミナがなくなるということはないけど、その後のサンドバック連打とかになると、パンチを出す度に「ごはぁっ」とかなることが…。技を好きなだけ出しても毎回同じスピード・威力で出せる格闘ゲームとはそこが違うわけよー(当たり前じゃ!)
寸止めでないスパーはマスの3倍は疲労し(体感)、実際の試合はスパーの3倍の疲労度があるという。だから俺からすると、4回戦のプロ選手でももう考えるのも嫌なほどの疲労の中で戦っているということになる。プロの選手ってのはすげえよなあ…。
ちなみにウチのジムにはふくよかなたいへんふくよかな女性会員も何人か来ている(多分ダイエット目的で)。でも、ミット打ちとか上達を楽しめつつ、パンチを打つのに腰を回すので腰のくびれや、二の腕のシェイプアップにも相当効くボクシングは、楽しいダイエットとしてもっと認知されてもいいと思うなー。