デリー9・安らぎ空間とインド人の写真の謎a


え〜〜そこのキミ。そう、そこで頬杖つきながら読んでるキミ。VESの冒険の書、っていうかVESの妄想の書でしょ〜アハハとかVESのナミダ ノ イロ ハ キットだよね〜とかいうのは や め と こ う ぜ ! w イッブソンのあれはだなぁ〜インド人さんに突っ込んだインタビューをしよっかなという試みにたまたま敗れてしまった戦士の記録なんだよ!言ってみれば兵どもが夢の跡なんですよ。…そう、わかった?ならよろしい。席に戻りたまえ。



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さてレッドフォート観光を終えた俺は第二の目的地ジャマー・マスジットへと向かった。インド最大のイスラムモスクであるここは、レッドフォートから近く歩いて行くことができる。




(ジャマー・マスジット。塔に登れて高くからデリーの街並みを一望できるらしいが俺は登らなかった…なに考えてたんだろ…)



ビデオやカメラなどを持ち込む場合は持ち込み料金200ルピーがかかる。レッドフォートほどきちんと管理していなそうで、街の普通の兄ちゃんっぽいのが入り口で持ち込み券を売っていた。内部は土足厳禁なのでここで靴も預けていかなければならない。脱いで渡すとホイっと兄ちゃんが後ろの靴BOXに放り投げるだけ。これで靴泥棒とか間違いとかおこんねーんだろうか…と不安になってしまう俺は小心者なのか?




(かなり騒がしい一角の中にある)


このモスクの構造を簡単に説明すると四角い敷地の形をしていて、入り口門の突き当たり正面に寺院と塔がある。真ん中に噴水のある赤い石畳の広場があり、その外周を屋根のある渡り廊下のようなものが囲っているのだ。カメラなどを持ち込む観光客の他は入場料がかからないからか、渡り廊下のような部分はゴザやシートを敷いてまったりする現地人で埋め尽くされていた。寺院…というより公園に近い雰囲気。
靴を預けてしまったのでモスク内を靴下で動く。日差しに照らされた石畳はチッチリになっていて、熱避けに縦横に石畳を渡る布の道が敷かれている。その白い道を通ってまずはモスクへ脚を運んだ。




(モスク中央の噴水?池で顔を洗う人々。汚くねえのかな〜)





bに続く。