ファンタジーづいていた


夏ごろは楽しいゲームが色々出てかなり遊んでしまっていた。その簡単なレビューをしてみる。


ドラゴンズクラウン(PS3)…美麗グラフィックで期待されていた2Dベルトアクション。リビングの大画面で見てもため息をつくほど綺麗な画面や、ゲームブック風の語りの入ったストーリーや純ファンタジーの雰囲気は秀逸。が、せっかくSランクの武器防具を手に入れてもすぐに新しいのが手に入ってしまいアイテム発掘の楽しみが薄かったり、協力プレイは最初こそ楽しいものの、アクション面の薄さから来る連携感が少ない事で、ストーリーをクリアした後くらいから作業感しか感じなくなってしまうあたり今ひとつツメの甘いゲームという印象。序盤はめっちゃ楽しかったけどね…ってことで売りました。





ミスタラ英雄戦記(PS3)…十数年前のカプコンのファンタジーベルトゲー2作が楽しめる。オンラインプレイ可能な為4人パーティープレイが楽しい。最初こそ画面の粗さにとまどうものの、少ししたら全然気にならなくなってくる。ゲーム設計がドラゴンズクラウンに比べてしっかりしている為、みんなで協力しながら進めていく感はこちらが勝利。SOM(2作目の方)は特に最高。今でもよくプレイしている。多分コレはずっと遊んでいられるソフトで、個人的に神ゲー





エルミナージュ3(PSP)…上記2点のファンタジー系ゲームをやっていたらすっげーファンタジーづいてきて、ウィザードリィやりたくなってきた。んで最近の新作Wizを調べていたらWizそのものではないんだけど、亜流Wizで見つかったのがこれ。システムなどはほぼWizでありながら、独自要素の種族、多彩な職業、EXスキル、メイン/サブウェポンなどの要素があり、骨太な変わりに淡白なWizと比べて楽しめる。 そしてこのゲームの最大の特徴はキャラグラや音楽を『自分好みに設定』できること。グラフィックソフトを使って透過処理をした自分で描いた絵や、ネットで拾った画像を自キャラに設定できる。
昔俺はGBのWiz外伝によくハマっていたのだが、その時は文字しかない自キャラはこんな顔をしていて、こんな性格で…というのをプレイしながらよく妄想していたものだ。このゲームではそれを具現化できる、というのが感情移入の度合いを最高に上げている。音楽は俺は昔のロマサガやWizの音楽を戦闘やダンジョン探索曲と差し替え遊び、まさに自分だけの遊び方ができた。戦闘バランスも難しすぎず簡単すぎず丁度いい感じの良ゲーだったな、50時間はプレイした。この後の作品のゴシックとかはめちゃクソゲーらしいのが残念だけど。