鮭のホイル包み焼き


学校に行ってた時弁当はウチのばーさんが作っていてくれていた。洋食はカレーしか知らないばーさんが作る弁当の中身は推して測るべしで、8品くらいの田舎風なおかずが2品ずつくらい日替わりで入っていた。あまり食欲のそそらない弁当ではあったけども、ある日の弁当だけは今でも内容を忘れることができない。ぶりの煮つけとごぼうの煮物…。ご飯の他はすべて茶色で構成された恐ろしい配色だった(俺はこれで弁当って色も大事なんだなあと思ったワケよ。でも、本当は毎日作り続けるのが一番大変なんだよね)。
メインのおかずが魚ってことにもげっそりしてた当時の俺だったが、歳くって肉よりむしろ魚が食いたいと感じるようになるとは思ってなかった。味覚はかわるものだなぁ〜。そんなわけでスーパーにいくとよく魚を見る俺ですが、値段に負けていつも肉を買ってまうの…。昔っから肉より魚の方が高かったっけ?最近は本当に魚がいい値段するんだよね〜。
でもたまにはってことで買ったサーモンの切り身は、ひさびにホイル包み焼きにして食べました。ホイル焼きは鍋や網などをほとんど汚さず調理できるし、おいしいしで、サーモン買うと大体これやっちゃうなー。野菜は何入れてもいいらしいし(余り野菜をぶち込む)、俺はバターをひとかけいれるけど、酒と醤油と塩こしょうだけでもいいみたいなので、結構カラダにもよさそうじゃねーのって。ホイルの包みを開けて、湯気と一緒にふわっといい匂いがするのが好き。