男祭り!

なんだよVES、お前香港に行って女の写真撮ってただけかよ!? って言われそうなので、今日は『男祭り』でいきたいと思います。



八百屋のおっさん。結構ダンディだと思うんすけどね。タバコの煙をワンピースのサンジみたいにフゥーッって吐くところを撮りたかったんだけど、タイミング合いませんでした。




タ、タンフールー先生!なぜここに!?




チョンキンマンションという安宿や怪しい店、インド人が集まっているビルのインドカレー屋のおっさん。撮影していい?と聞くと、黙って頷き決してこちらに目を合わせることもなく、かといって撮るままにさせていた。『撮りたいなら撮ればいい。』カメラ向けられてそんなカッコイイポーズができる男になりたいと思いましたね。




地元の屋台で食事をする男性陣。コメントはいんないっすよね…。



というわけで前回と比べてみるとテンションだだ下がりになるわけがわかってもらえただろうか?しかしこんな俺でもぜひこの男を撮影したい!頼む撮らせて!と思った男がかつて二人いた。

一人は前回の香港で。南米系の強い意志を秘めた目を持つその男は精悍で、俺が外人だったらこんな顔に生まれたいと思わせるような顔だった。カメラの用意をするのにあまりに焦ってしまい買ったばかりの腕時計を落として一瞬でぶっ壊したのはいい思い出。

二人目はベトナムで。酷暑の中をホーチミンの町をテクテク歩いてたら、信号の最前列にハーレーに颯爽とまたがったモデルのような手足の長い男女のカップルが2ケツしてた。ハリウッドスターがお忍びでベトナム旅行、といわれても信じられるその二人は、まるで映画の中から飛び出てきたようであった。カメラを急いで取り出そうとすると、信号が変わりバイクは走り去っていった。なんか知らんが、全部負けた…と思った。

この二人だけは見た瞬間衝撃を感じたな。一瞬自分がホモに目覚めたのかと錯覚したくらいだ。まー、男でも惚れる男ってのはごくごくまれにいるっちゅー話よ。