香港風料理に飽きたら…

香港の街中を歩いているとよく見かける粥屋、麺屋など…これらの香港料理は実に美味しい…特に初めて食べた時は、う、うまい!と感動せずにはいられないだろう。だがそれも二度目になると、うん、なかなか美味いとなり、三度続くと、美味いけどそろそろ別のモンが食いてえな…となってくる。



そこでインドカレーとか。俺がオススメしたいのは尖沙咀(チムサーチョイ)地区にある重慶大厦(チョンキンマンション)の1階にいくつもあるインド料理店。



重慶大厦の中には座って食事ができるインドレストランも多いが、手軽なのはウィンドウにカレーやサモサ、よくわからんデザートみたいのからドリンクまで売ってる惣菜屋



どこの店もポットにチャイを入れていて、一杯6HK$(今のレートで一万円約900HK$)前後で飲める。このチャイは美味い。朝などに飲むと寝ぼけた頭がほどよい甘さとかすかなスパイスで、揺り起こされる感じ。総菜屋の近くには1〜2セット簡単なプラスチックのテーブルと椅子があり、座って飲むことができる。



肝心のカレーは色々種類がありウィンドウで見て選べる。チャパティやナンも一緒に売っているが、総菜屋のカレーで俺が好きなのは細長い粒の外国米にカレーをかけてもらって弁当にしてもらうというもの。30HK$前後。大体そこそこ美味いと思うが、店によってはゲロマズなのもあるので注意。自分好みの店を見つけるのがいいだろう。
俺のオススメは重慶大厦の入り口から入ってまっすぐ進み、監視員の座っている案内所のすぐ後ろ側にある惣菜屋の、ルゥが赤いタンドリーチキンカレー(多分)。カレールゥの味もさることながらしっかりと味付けされたタンドリーチキンがライスと合い病みつきになる。
ちなみに重慶大厦の入り口付近は贋物ブランドの客引きインド人がたむろしているので一見怪しげなビルに見えるものの、中に入ってしまえばそれほど客引きは多くないし、総菜屋のインド人は別段ズルくも客引きもせずに応対してくれるので心配はない。インド人ってガタイでかい上に目つきがギラギラしてて何考えてるかわかんねー顔してるからちょっと構えちゃうけどな。
この重慶大厦にはそこそこ有名なインド料理店があり、次回はそこの紹介をする。